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【社員インタビュー】リバテックグループの「生きた歴史」。T課長が現場で培ったコミュニケーションの極意とカワテックの未来

2026.07.02

インタビュー:T課長|言葉の壁を越え、拠点をつなぐ。現場に寄り添う「伝える」工夫と飽くなき現場改善
PEOPLE / 製造・現場改善

言葉の壁を越え、拠点をつなぐ。
現場に寄り添う「伝える」工夫と飽くなき現場改善

T課長

目標をクリアしていれば報告は一瞬。
一番の要因だけを端的に伝える仕組みにする。

美原の大阪府立農芸高等学校を卒業して入社以来、今年で34年目。リバテックグループ内で最も長い在籍歴を誇る「生きた歴史」であり、タイやマレーシアなど国内外の現場で数々の立ち上げを経験してきたレジェンドが、現場でのコミュニケーションと未来への展望を語ります。

言葉の壁を越える「伝える」工夫

タイやマレーシアの現場でT課長が直面したのが、ローカルスタッフとのコミュニケーションの壁でした。「ノーズRが0.8のチップで」といった専門的な加工指示は、製造知識のない通訳を介すと伝言ゲームになってしまい、意図が正確に伝わりません。

直感的な理解とシンプルな日本語

そこでT課長は、言葉に頼るのではなく「絵や図を使って直感的に理解できる仕組み」を徹底しました。翻訳ツールを使う際も、まずは日本語の文章構造を極限までシンプルにするなど、現在に至るまで「どうすれば相手に正しく伝わるか」という工夫を重ね続けています。

この「シンプルに伝える」という哲学は、日本人同士の業務にも活きています。「例えばQCサークルの発表が長引くのは、未達成時の『言い訳』が含まれるからです。目標をクリアしていれば報告は一瞬。一番の要因だけを端的に伝える仕組みにすれば、もっと分かりやすくなります」と、T課長は情報伝達の本質を鋭く突きます。

監視カメラから見えた「タイムカードの真実」

現在、カワテックでの新しい洗浄機の立ち上げや設備修理を担うT課長ですが、その観察眼は日常の細かな現場改善にも向けられています。

その一つが「タイムカードの押し忘れ」問題です。ただ従業員に注意喚起をするのではなく、監視カメラの映像を分析。すると、従業員が「タイムカードを押す前に靴を履き替える」といった普段と違う行動をした際に押し忘れが起きやすいことを突き止めました。すぐさま床に足跡のマークをつけ、掲示板の配置を変えて動線を整理。従業員が自然とタイムカードを意識できる環境を作り上げました。現場を頭ごなしに叱るのではなく、行動心理から解決策を導き出し、働きやすい環境を整える姿に、T課長の現場への深い愛情が光ります。

拠点をつなぎ、次世代のカワテックへ

三重(上野・名張エリア)という少し内向的な地域性もあり、大阪のリバテックと三重のカワテックの間には、まだ組織間コミュニケーションの課題があるとT課長は語ります。「画像認識による不良対策(AIカメラ)など、両拠点で同じ課題に別々に取り組んでいるのは非常にもったいない」。

今後は、両拠点でどんな案件が動いているのかが分かる掲示板を作成したり、短い時間でもメンバー同士が雑談や情報交換できる場を設けたりと、拠点間の壁を取り払う仕掛けを作っていきたいと意気込みます。

最後に、これから入社する方へのメッセージを伺うと「指示待ちではなく、『これをやらせてほしい』と自ら手を挙げるアグレッシブな人を求めています」と力強い言葉が返ってきました。主体性を持って飛び込めば、T課長のような温かく頼もしい先輩が、きっと全力で受け止めてくれるはずです。

【編集後記】

現場の事実を客観的に見つめる鋭い観察眼と、組織の壁を取り払おうとする温かいお人柄に圧倒されるインタビューでした。 動線整理による押し忘れ防止のエピソードからは、常に人に寄り添い、本質的な解決を目指すT課長ならではの魅力が伝わってきます。 今後も両拠点の架け橋として、カワテックを牽引されるさらなるご活躍が楽しみです!