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INTERVIEW 02
INTERVIEW 02
誰かの命を奪うかもしれない
その責任と覚悟を胸に
T.I
品質保証部
2009年新卒入社
-リバテックを選んだ理由を教えてください。
T.I:父の影響で、幼い頃から車好き。大学生になり、自分の車を手に入れてからは、自分でカスタムをして遊ぶようになっていました。車と同じようにものづくりも好きで、大学では機械工学を専攻。就職活動では「車×ものづくり」で、自動車の製造業界一本に絞っていました。リバテックの存在は就活サイトを通してはじめて知りましたが、品質にこだわる姿勢に好印象を持ちました。入社後8年間は製造部のオペレーターとして勤務。現在は品質保証部に異動し、さまざまな検査業務を担当しています。
-どんな仕事を担当していますか。
T.I:特別な測定機器や社内で用意したオリジナルのチェックシートを組み合わせながら、お客さまから指示のあった図面規格通りの寸法、外観に仕上がっているかを検査しています。万が一不具合が出ていた場合には、現場チームと一緒に問題点を洗い出し、再発しないように改善策を計画していくのも私たち品質保証部の仕事です。リバテックがつくっているのは、自動車部品の一部です。もし不具合を見逃していた場合、クレームで済めばマシな方。最悪のケースですと、誰かの命を奪うことにつながるかもしれません。日々その責任と覚悟を胸に、仕事に取り組んでいます。
-印象に残っている仕事を教えてください。
T.I:品質保証部に異動して半年が経った頃、試作品の検査をはじめて担当することになりました。しかし、何度トライしても、お客さまからのオーダー通りに仕上がらない。改善策を考えて現場にフィードバックするのですが、それでもやっぱり上手くいかない。試作品といえども、もちろん納期があります。これが仕上がらないことには、その後の開発にも影響を与えてしまう。大変なプレッシャーでした。失敗の原因は熱処理の変化量が見込めないことだったのですが、テストを繰り返すうちに予想が立つようになってきました。そしてさらに何度目かのテストの末にようやく完成。その時は嬉しさと、安堵と、申し訳なさとが入り混じった複雑な気持ちに。ものづくりの醍醐味を嫌というほど味わった経験でした。
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